インプラントメーカー 選び

 今回のコラムはグローバルで活躍しているインプラントメーカーについてです。この知識が皆さんが歯科医院を選ぶ際のご参考になれば幸いです。

 インプラント製造して販売する会社(メーカー)の規模は大小様々です。正確な数はわかりかねますが、世界中で200社とも250社とも言われています。当然ながらその全ての会社のインプラントが日本国内で手に入るわけではありません。おそらく諸外国でも、一つの国で全ての種類が販売されている国はないでしょう。国によって市場の大きさも違いますし、自国でしか製造・販売していないインプラントメーカーもあるようです。

 一方、世界の市場は数社のトップメーカーによって占有されています。日本でもこの数社のインプラントとその関連製品が承認販売され、国内のインプラント治療施設で日々使用されています。それぞれの会社が、長さや太さや、表面性状(表面のコーティング)など特徴の異なるインプラント体を開発しています。インプラント治療が導入された初期は必要最小限の種類のインプラントしか有りませんでしたが、今ではその種類やブランドは覚えきれないぐらい増えています。そして、毎年のように改良型が市場に出て来ます。これは様々な症例に対応できるように各社が独自に研究開発を続け、長期にわたって少しずつ種類を増やしてきた結果です。

 世界的なトップメーカーの製品の場合、日本だけでなく世界の主たる国々に子会社や代理店網があります。そこには自社の全てのインプラントとその関連製品を揃えてあります。それがトップのグローバル企業たる所以であり、それは供給責任を果たす為に不可欠な事と言えます。更に、世界の主要都市にはそれらの製品を使用している先生方がおられます。このようなメーカーのインプラントであれば、我々患者は何かあった時に日本国内だけでなく企業が代理店網を持つ国々でもアフターケアが容易に受けられるメリットがあります。我々がインプラントを選ぶ際に、そのメーカーが今後も長期にわたって存続する安定した企業である事、加えて前述した世界的な供給網がある事も考慮すべき点の一つであると思います。

ページトップ