「インプラント即埋入と骨不足」

先日、知人からインプラントについての話があり、興味のある内容でしたので紹介します。情報があれば考え方が変わる方々がたくさんおられると感じた出来事でした。

知人は、訳あって最近インプラント治療をしようかと考え始めているとの事で二つのエピソードを話してくれました。

一つ目は、その方の知り合いで初診日に7本の歯を抜いてインプラント治療をしたが、最近調子がとても悪くなり、大学であれば大丈夫であろうと大学病院で再び治療を始めたという話題でした。二つ目は知人自身の話で、歯科医院でインプラント治療には骨が十分でないと言われ、ブリッジを選択したという事でした。

そして、私への問いは、「インプラント治療は大丈夫?」と「骨が無くてもインプラント治療はできる?」でした。

私の返事ですが、一つ目の初診日インプラント治療例には、直近の治療動向を簡単にお話ししました。CTを撮り、そのデータに基づいて口腔内の設計、つまりインプラント治療をした場合の出来上がりのイメージをコンピューターでシミュレーションする事。その際に、適切なインプラントの形状や長さや埋入の方向を決め、患者様に説明してから治療を開始する事。それから、事前に歯周病などの口腔内管理を十分に行ってからインプラント手術を行う事。このようにインプラント治療は確立された安全で確実な治療方法であるという話を致しました。

次に、骨不足によりインプラントではなくブリッジを推奨されるというのはよくある話なです。ご本人へのアドバイスとして、既に承認された骨補填材が普通に臨床使用されており、特殊な場合を除いては骨が不足しているという理由でインプラント治療を諦めることはない事。インプラント施設を紹介するのでセカンドオピニオンを聞いてからインプラント治療を考えるようにとお話ししました。

もし、インプラントをお考えであれば、新聞広告や雑誌やネットニュースなどに惑わされず、知人などから、ネットなどから情報を集め、手間はかかるかもしれませんがセカンドオピニオンも取られることをお勧めします。

それから、新聞や雑誌でインプラントの広告をしている企業は営利企業であること、歯科医院でもこうした広告するにはそれなりの費用を出していることを念頭に置いて記事や広告をご覧になる方が良いでしょう。

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