「歯医者のホント」その2

前回に引き続き、この特集記事について他に気づいた患者様一人当たりのインプラント本数とガイドシステム等についてです。

患者様一人あたりのインプラント本数がわかれば、その施設が行っているインプラント手術が複雑もしくは多数歯のインプラント治療がどれくらいされているかの目安になります。これには、インプラントの年間治療本数と治療人数の数字を利用して平均値を出します。治療本数を治療人数で割ると、一人当たりに使用した治療本数、つまり一人の患者に使用した平均インプラント本数になります。この数字が多い施設ほど複雑もしくは一人の患者様に埋入するインプラントの本数の多い手術をされています。ご自身で必要と思われるインプラント本数から、最初に診療に行かれる施設、または、セカンドオピニオン施設を探す時の参考にしてください。

次にコンピューターガイドシステムのことです。特集の比較表にコンピューターガイドシステムの有無が載っていました。このガイドシステムとはコンピューターのアプリケーションソフトの事で、患者様のCTのデジタルデータを元に埋入位置、方向、埋入深度、埋入する適切なインプラントの形状や長さを事前に計画するために使うものです。このガイドシステムより事前にコンピューター上でシミュレーションができますのでインプラント治療がより安全で確実になり、手術時間の短縮と成功率に大きく寄与します。また、フラップレス手術の有無もありました。これは歯肉への外科的な侵襲を最小限にする術式です。つまり身体にやさしい手術方法です。

これら二つの手術方法は従来のインプラント治療の確立と普及に連れて開発され進化してきたものです。故にこれらの術式の経験年数は表にあるインプラント開始年とイコールではないかもしれません。当然これらの術式にも経験値は必要です。従いましてこうした治療をいつ頃から始めたかの追加情報が有ればこれらの手術の経験値がわかりもっと良かったと思います。いずれにしてもこの方法を採用している施設も選択肢の一つに加えてもらえればと思います。

個人的にはマスコミがこうした基本的な情報を盛り込んだ特集でどんどんインプラント治療を取り上げていただければ治療と施設選びの重要性の認知度が高まり大変ありがたいと思います。

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