「テレビ放送:歯を守るためには」

10月5日にNHKの番組でチョイス@病気になった時「歯科最新情報(2)歯を守るためには」という放送の録画を最近見る機会がありました。結構内容濃くて私としては大変参考になりましたので興味のあった所をいくつか挙げてみたいと思います。

番組冒頭では、歯を守らないと「柔らかいものしか食べられない」、「発音がうまくできない」等、日常生活が不便になる。こうした歯を失う原因のトップは歯周病、次が虫歯との報告がありました。その後、何人かの実際の患者様が出演されてご自身の実体験を再現フィルムで紹介するという番組構成です。

歯周病がひどくなってボロボロ歯が抜けた患者様などが登場されておられました。その中のお一人は、歯周病になっても一生懸命歯磨きをしたら良くなると思っていたそうで、その結果3週間に奥歯が4本抜けたそうです。それに対して、専門家は歯みがきでは歯周病等は予防できない、プラークは2日から2週間ぐらいで歯石となり、歯周炎の原因となる。次に歯槽骨を溶かすというように進行するとコメントしていました。結局この患者様は、かかりつけのクリニックではなく大学病院で歯周組織や歯槽骨の再生治療を行ってもらい、現在は快適に日常生活を送られているとのことです。

こうしたことを予防するにはまずプラークコントロールが大事なので、クリニックに行き、専門的なクリーニングを受ける。そして必要に応じて早い時期に治療してもらうことを勧めていました。また、当然ご自身で歯磨きや歯間ブラシ、デンタルフロスでいつもきれいにしておくことも推奨していました。私はここに洗口液も加えればより良いのではと思います。更に番組では、歯槽骨にダメージを与え無いように、噛み合わせも定期的に見てもらうことも重要なポイントとして挙げていました。

さて、大きな関心事の治療費についてですが、当然ながら全てが保険治療でできるということはなさそうです。つまり、病気の程度と治療方法によって保険か自費かの選択になるということです。となると、経済的にも臨床的にも我々患者側としては予防と早期発見、早期治療に努める事が大切だと改めて感じました。

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