先日、「インプラント治療の保証」に関わる問題も扱っておられる弁護士さんとお話をする機会がありました。

この課題については私も前々から気になっておりましたので意見交換をさせていただきました。今回は、それも踏まえた私の見解をお話しした思います。

日本では、ほとんどの施設がインプラント治療後5年や10年間の長期の保証を提供し、それを記した保証契約を患者さんと結びます。しかしながら、日本以外に治療の保証をしている国があるかどうかはわかりません。が、訴訟が多いお国柄の先進医療国である米国ではこのような医療行為に関しての無いと聞いています。また、日本では歯科の自由診療のみ保証契約があります。医療行為の保証の必要性の議論は別にして、この契約がある限り治療を受けた側はそれに従って法的に守られる事になります。また、高いお金を支払うので、保証はあるに越したことはありません。その際考えないといけないことは、自動車事故と同じで、補償の範囲は問題の起因となることによって責任割合が変わるということです。つまり、治療後の保証を受けるには、「定期的なメンテナンス」や「禁煙」など、保証のための条件は何か?を初めに細かく確認し、それを守る必要があることを認識しておいてください。そうしないと保証の対象外となります。新車購入時の保証と同じ様なものです。ただ、条件が一定で推移する機械などと違い、生身の人間の場合、原因と問題の因果関係がはっきりしない時には双方の話し合いによって解決することになるようです。

また、前提条件としてその治療を受けた施設が保証期間の間存続していなければ何もなりません。結論としては、 保証の有る無し以前に、まず良い歯科医院を選ぶ事が大切だということです。

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