今日は「骨補填材」のお話です。

「骨補填材」とは、インプラント治療をする時に土台となる骨が足りない人に使用する材料の事です。

インプラント治療前、もしくは治療中にインプラント体を埋入する場所をつくるため、もしくはしっかりと固定させるために、この材料により骨の再生を誘発もしくは促進させ、インプラント治療を成功させるために必要な骨の増殖を行います。

主な材質は大きく分けて、化学成分、人骨、牛骨、自分の血の成分などがあります。それから患者様ご自身の歯の骨を削って使用することもあります。 歯の骨の量が十分でない時は、患者様の他の部分の骨を切り取り使用するという骨移植という方法もあります。

昨今では、3Dの発展とともに、患者様への侵襲を少なくするためCTスキャンのデータを基に、骨がなくなっている部分の形を設計し人骨を患者様の骨が無くなっている部分と同じ形に削りだし使用する方法も開発され臨床使用されています。

当然ながら、人骨や牛骨の販売をしている海外の製造会社は十分な製品の品質管理の元に生成製造し安全を保証しています。

どれが一番良いかは諸説があり決まっていないように思えます。実際の使用においてはそれぞれを適切に混ぜて使用することもありますので、歯科医師がその時の患者様の状態により判断する事になります。また、歴史があり既に臨床例の多くあるものやまだ発売されたばかりの製品もあります。

国内には既に日本の法律で承認された補填材や先生方がご自身の責任で個人で輸入されているものなど多くの製品が使用されています。尚、個人輸入の製品はこのサイトで説明させて頂いているように、国内に販売会社がないので、製品リコール時などに通常受けることのできる国内の会社のサポートを受けることができません。

もし、骨の補填材を使用する治療を受ける場合は、材料の種類と医療品としての日本での承認の有無を確認されるようにお勧めします。

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